b-flower / Live 1991

小沢健二。サニーデイサービス。Laika Came Back。PLAGUES。VENUS PETER...。

10年代というありふれた括りもどうかなとは思うけれども、そんな時代の波のせいもあるのだろうか。2010年は自分が思い入れのあるアーティストが不思議なくらい、再活動や新作の発表といった選択肢を選んでくれている。

で、自分は、密かにこっそりとあともう一バンドだけ再活動をなにより心待ちにしているバンドがいて。そのバンドはb-flowerというバンドなのだけれども。

昨年の今頃からブログをスタートさせ、自身にまつわる英国のアーティストや音楽の紹介を中心にしつつ、b-flowerという自らがフロントにたつバンドの再活動についても触れてきていた八野氏。

最初からブログ1周年というタイミングでの狙い撃ちを目論んでいたわけでもないのだろうけど、ようやくその再活動に関しての(ある程度)具体的な予定を発表してくれた。もうね...、心の底から嬉しいかぎり。と同時におそろしくレアであろうインディーズ期の東京初ライブ映像のアップというおまけ付じゃないですか。

自分はライブとCD等のメディアでいうなら、CD等の購入の方に比重をおいていて、よほど好きなアーティストでも頻繁にライブを観に行ったりはしない傾向が顕著な人間だ。だけれども、東京で行われたライブでの出席率(当然、ライブ回数が少ないアーティストで観に行った回数が多ければ率としては高くなるのだけれど)でいうならこのb-flowerというバンドが一番高いはず。90年前半のこの頃、英国音楽の影響が顕著な日本のバンドはたくさんいて、かなり音源はチェックしていて、ライブ観にいく機会はそれなりにあって結構な数のバンドを観た気がするのだけれど正直「悪くないけどライブは別にもう観なくてもいいかな...」というバンドが多かった(もちろんその後、ブレイクしていったバンドもいるのだけれど)。

そんな中、b-flowerはいつ冷めてしまってもおかしくないささやかながら確かな微熱を武器に、音源とはまた異なったライブならではの魅力も同時に放っていたと思う。繊細さと表裏一体が故の凶暴さとでもいうのかな。この動画を観ると、儚くもそれ故の強さを感じることができると思うのだけれど、どうかな。

文体練習

休日の午後、吉祥寺の本屋で「(松浦)弥太郎さんの本、また新刊が出てるんだなあ」と思いながら、「ぼくのいい本こういう本-1998-2009ブックエッセイ集<1>」を手に取ってページをめくったら、最初の方にレーモン・クノー「文体練習」について述べてあった。

帰宅後、久々に本棚から「文体練習」を取り出して、読み返してみる。

この本は1つのとある日常風景を、"メモ風""複式記述風""控えめ風"など99通りの異なる文章で綴っている本。このように説明してもおそらくはその面白さは伝わらないと思うので、街の本屋やあなたの住む土地にある図書館などで見かけることがあったら一度手にとってページをめくっていただきたく切に思う。

1つの事柄に対してスタイルを変えて文章を書くという行為は、ともすれば手先で言い回しを変えるだけに見えがちだけれども、実のところ、それ以上に豊かで知的でユーモアのある行為であることがわかると思うのです。

レーモン・クノーというと「地下鉄のザジ」の著者として有名だと思うのだけれど、自分の中では完全に「文体練習」の著者としての認識のほうが圧倒的に強いです。

この「文体練習」はコミック版にアレンジされた「コミック 文体練習」という本も後に発刊されていて、自分はこちらの方はまだ読む機会に恵まれていないのだけれど、いずれ読んでみたく思っている次第。

あと、この「文体練習」の訳者、朝比奈弘治氏の訳の仕方が粋で素晴らしいことを最後に付け加えておきます。

Untitled

YMCK Player

iPhoneやiPod Touchに取り込んだ曲を流しながら、8bit音源でアドリブ・ソロが楽しめるアプリ。

8bit系音色は、YMCKと聞いてイメージする正に"あの音"で気持ちよし。iPhone(iPod Touch)を左右に傾けると鍵盤がスクロールして、それに従って音程も上下するし、奥に傾けるとビブラートがかけられるのでライブ感も上々。

細かい演奏に関してはiPhone(iPod Touch)のサイズもあるので難しい気が正直するけど(キーボードサイズの表示は3ver選べるけどね)、気分として盛り上がるには十分だし、使いこなせばライブでも遊べるのではないか、と(自分はミュージシャンじゃないのでその辺は憶測です)。

YMCK Player 230円(通常版)/350円(曲同梱版) ★★★☆☆

Ymckuntitled

綿矢りさ/勝手にふるえてろ

文藝春秋の電子書籍アプリ「文春ウェブ文庫」第1作目。

単行本(1,200円)にはない著者の動画コメントとインタビューがついていて、1,000円と若干低価格なところがメリットか(でも高いと思うけど)。

個人的には単行本の装丁に魅かれなかったのと、iPhoneなら常に持ち歩けるのでいつでも読める点を良しとしたので、不満は特になし。

ただやっぱり本を1ページずつめくって読むのと、タップしながら読むのは頭の中での読んでいる感覚が異なってくるとは思ったな。

一応、アプリについての内容なので、作品の内容に関してはあらためて別の機会を設ける予定なのであしからず。

綿矢りさ/勝手にふるえてろ 1,000円 ★★★★☆

Untitled

呪顔

顔写真を送信して、3Dの幽霊風の呪われた顔に変化させるアプリ。以前リリースされていたゾンビ版とかアバター版の別バージョンですね。

変身できるパターンは無数にあるって書いてあるけど、実際のところそんなに多くないのが残念。パターンの数はともかく、もっと変化はつけてほしいね。音声もさほど怖くない。

個人的には115円ならOKとは思うけど、一発ネタといってしまえばそれまでなので、そういうのに散在したくない方は購入は避けた方が賢明です。

呪顔/115円 ★★★☆☆

(download)